memo

日常だったり、妄想だったり。

No.2594

立場逆転ifの監禁セイカラ妄想②

カラスバくんを監禁したセイカ様。カラスバくんを椅子に座らせ、目の前のテーブルにご飯を配膳してあげる。
彼はご飯どころではない。たしかに腹は減っている。だがそれよりも手持ちのポケモンたちの方が心配。

「ふざけんな! 誰がこないな──」

カラスバはご飯がのった食器を腕で振り払おうとしたが、寸前でピタリと止まる。
セイカがじぃっ……と“くろいまなざし”を向けているのに気づき、悔しげに下ろす。
カラスバが大人しくなったことにセイカは静かに口元を吊り上げる。

「よく思い留まれたね。いい子、いい子」

カラスバの頭ナデナデ。

「私ね。ご飯を粗末にするのが一番許せないんだ。食べたくても食べられない。そのひもじさや苦しみを知っているから。だから──もし君がその腕を振り抜いたら、どうしようかと思っちゃった」
「勘違いすんな。オマエにビビってやめたんちゃう。食いモン無駄にするなてガキの頃から親に言われとっただけや」
「ご両親の躾の賜物だね。さあ話はこれくらいにして……食べて」
「っ……嫌や」
「困ったなあ……。人間食べないと生きられないのは分かるよね? あ、もしかして毒の心配してる? 普通のご飯だから安心して食べていいよ」
「…………」
「──ねえ。優しく言ってあげている内に食べなよ。あぁ、それとも“躾”されたいのかな? 縛り付けてねじ込んであげようか」
「っ……!」

頬杖をつきながら淡々と告げるセイカはいつもの余裕たっぷりの大人の女の顔をしている。

「……なあ、オレの手持ちたち……ペンドラーたちは無事なんか」
「もちろん。私が大切にお世話してるよ」
「オマエが……!? あの子たちに酷いことしてへんやろな……!?」
「私がポケモンに酷いことするとでも?」
「それは……」
「まあ無理もないか。……じゃあこうしようか。完食できたらペンドラーたちの様子を見せてあげる。これなら食べれそう?」

カラスバ、苦虫を噛み潰したような顔で食べ進める。
セイカはにっこりと笑いながらそれを見つめる。極限下での食事。味なんて分からないものの、カラスバはペンドラーたちの様子を知りたいがために頑張って食事を食べ進める…。

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